静岡支部2019年春の交流会開催 「中東遠 山里の歴史と文化探訪の旅」
と き:2019年6月8日(土)
ところ:加茂荘菖蒲園(掛川市)
梅雨時にもかかわらず、天候に恵まれたなか、のんびりと中東遠の山里巡りをしてきました。簡単に道中報告をさせていただきます。
写真1:菖蒲園の様子
10時少し前に、掛川市北部の原谷川沿いの山裾にある加茂荘菖蒲園入り口前に総勢9人(東部3人、中部3人、西部3人)が集合し、皆さんつかず離れずそれぞれのペースで菖蒲園の散策、庄屋屋敷の座敷と庭の鑑賞をし、11時半頃に加茂荘のもう一つの目玉であるベコニア温室で庄屋弁当をおいしくいただきました。本来一番の見どころであったはずの菖蒲園は以前に比べると若干侘しい状 況になってしまっていたのが残念でしたが、庄屋屋敷での座敷と中庭のたたずまいは心を落ち着かせてくれ、日ごろの雑念を忘れさせてくれるものだった気がします。
写真2:菖蒲園での集合写真
特に、座敷に座ってゆっくり中庭の池を眺めたのは本当にいい思い出になりました。最後に入った温室は、菖蒲園、庄屋屋敷とは打って変わってベコニアと紫陽花で華やかな色彩に彩られており、9人全員で歓談しながら庄屋弁当で空腹を満たした後、デザートを求めて急遽加茂荘からさらに上流にある柴ちゃん牧場に向かい、ジャージー牛乳やその牛乳で作ったアイスクリームを楽しみました。
写真3:庄屋屋敷の様子
食欲が十分に満たされた後、秋野不矩美術館に向かい、静岡市から前乗りしていた志田さんと合流し、ここでもまたゆっくり絵画と居眠りを楽しみ、普段私一人 では決して過ごさないであろう豊かな時間を過ごすことができました。
そして、最後の訪問地である山口誠二さん(工45)が土日だけ開けている山口工房カフェ(月~金は工房で手作り家具の製作)に向かいました。手作りの工房は無駄を一切省いたコンパクトにまとまった工房で、その中で山口さんが豆から入れてくれたコーヒーがふるまわれ、手作り家具のこと、天竜川沿いの自然のこと、等々・・・あれこれと
語らいが続き、4時半過ぎに後ろ髪を引かれる思いで解散としました。
皆さんの協力を得て、日常の生活では得られないゆったりとした時間の中で東部・中部・西部各地区の卒業生の皆さんと交流できたこと、お礼申し上げます。特に10人もの会員が一方的に押しかけたにもかかわらず、団らんの場を提供いただいた山口さん、本当にありがとうございました。